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2005. 8. 15(9歳)
作・U坊




証言1


ちょっとした拍子に、わたしは転んでしまいました。

しかし、痛くもなんともないのです。

変だと思いましたが、次の瞬間に、わたしは空へ舞い上がったのです。



・・・それから、落ちました。





証言2


わたしは、動物が好きで中でも鳥が好きでした。

チュンチュン・・・チチチククリチチチ・・・と鳴く小鳥から、アアーカアアクアアーと鳴くカラス、
ペンギンやダチョウなどなんの鳥でも好きでした。

中でもインコが好きでした。毎日、あるインコが会いに来てくれるのです。

しかし、ある日突然、インコが来なくなったのです。

それから10日間ずっとインコを探していましたが、とうとう見つかりませんでした。





宇宙船・スーム3号からの知らせ


宇宙に来て10日目に、我々は帰る予定だった。

しかし、10日目何かが機体にぶつかった。

宇宙服を着て外に出て見てみると、なんとそれはインコなのだ。

むろん、死んでいた。





平凡


まったくヒマだった。

本は特に読むものがなく、テレビはつまらん。

退屈だ。





くりかえし


まったくヒマだった。

だから外に出て月を見ようとした。



が、月がない。





酔っぱらいの幻想


月がーーー

出た出ーーたーー

月がーーー

出た出たーー

あ、ヨイヨイッと



しかし、月は出ていなかった。





太陽ーー月、地球


太陽は、いつもより激しく照っていた。

「ウーーアツイ」

人々は皆そう言っていた。

わたしはなぜか太陽の中に月があるように思えた。

そのうち、地球もあの巨大な星の中へのみこまれて行くのだろうか。





人々の幻想


「そこから何が見える?」

「月さ」

「ウソツキメ」

「フン、どうせおれはウソツキさ」

「・・・」

「・・・」

「月は見えるかい?」

「・・・アア、ハッキリと・・・」